心の悲痛な叫びが・・・・ [心の病]
春よ来い早く来いなどと口ずさむ私ですが、確実に季節の循環が当たり前に起っています。
ひな祭りも過ぎて桃の花見が盛んの様ですが、美しい花とは裏腹の痛ましい事件を知るにつけ
何とも苦しくもまた悲しい思いに悩まされてしまいます。
愛する娘さんの命を奪われてしまった親御さんの悲痛さは計りようもなくただご冥福を祈らざ
るを得ません。
現今の人間の心の有り様を推し量る具体的な方便を持ち合わせていないところでは何を標準と
するのかさえはっきりとしていないのが現状だと思います。
今年もまた自殺者の数が13年連続で3万人を超えたと云うニュースが伝えられています。
心の病に侵されされている人が年々増えている事が心療内科を受診する患者の数が増えている
事でも伺い知れますが、潜在的に何れ程の数になるかは把握出来ないのが現実なのでしょう。
『鬱病』という病名を診断されて薬を処方されて治療に専念している患者さんがなかなか改善
されないもどかしさは、イライラを増して更に多種類の薬を服用する羽目に陥り薬漬けを余儀
なくさせられて逆に悪くなってしまう事もあるようです。
「従来型鬱病』といわれる鬱病は年配者が多く、『新型鬱病は』20代から30代に多く見ら
れるそうですが患者の症状をどこまで確りと把握して薬が処方されているかはとても疑問です。
人間の幸・不幸というのは体重計や血圧計で量れるようなものではなく「あなたの悩みはあの
人より程度が低いからたいしたことではない』などということはいえないのですから、厄介な
病なのですね、心の病は潜行してしまうことが多くの難しさを抱えてしまう要因ですが、人と
の良いつながりによって一人で悩むことのないように支えて上げられることが出来ればと思い
願ってしまいます。
逃げ出さないで・・・・・ [心の病]
何故だろう 心の移ろいの中で
何時も問いかけてしまう 己の声がする
迷いの声 迷わされる雑念 いつも揺れていて
その正体がわかりますか それはわかりません
心の奥深くに漂っている無意識な思いのさざ波が
何時の間にか 澄んだ流れの中に 汚れを交えて
淀んだ流れは 次第に支配を広げて行きながら
全てを抱え込もうとして心を歪めてしまい
果ては濁流となって流れを加速して 暴れ狂う
理性をも失い 危険な迷走へと誘われて 苦悩して
逃げ出しては駄目 逃げてもはじまらないのだから
己と対峙して 真正面から向き合いながら 心の声を
濁流から逃れて 清流の静かな流れに 身を委ねよう
桜吹雪の様に華麗であれ・・・・ [心の病]
四月に入っても春らしいうららかな暖かさとはならずに凸凹な寒暖となっています。
これからは満開に咲いた桜の花が春の風に誘われる様に潔い散り方で花吹雪のエンディングを華
麗に見せてくれる事と思います。
地面に散った桜の花びらが織りなす美しい模様がまた堪らなく私は好きなのです。
時は後戻りをせずに過ぎ去って行きますが人の心模様は常に後戻りをしながら描かれている様に
感じてしまうのですが、もしかしてそれは私だけの思いなのかも知れません。
私の趣味の知り合いなのですが最近少し精神が病んでいる様な心の病とでも言いましょうか妄想
障害の様な行動とともに周りの人達をあからさまに誹謗中傷するテキストを関わっている人達に
配って自己弁護に必死になる様子を見る機会が多くなるにつれて周りの人達から敬遠される様子
を見ていると何とも苦しくとても残念な気持になってしまいます。
アンバランスな精神状態で綱渡りをしている人を見ている様で危なっかしく傍にいても助けを出
しても上げられずにただ見守るだけで遣り切れない思いです。
その時折に違った面を着けて自己主張する輩は結構多いと思いますが常識を逸脱した自己主張は
多くの人に拒否されてしまうのは仕方のない事だと思います。
面を替えながら自分の思いを神にお伺いする様に自問自答して歪んでしまわない様に己の心を慈
しんで潤いを与える事が自身に課せられた使命なのかも知れないと思ったりしています。
凸凹に心が病んで人格障害にならない為にも自ずから心のケアーを忘れないようにしてして行く
ことの大切さを思い知らされました。