苛酷なダブルパンチ [健康]
日常の生活の中で気が付かないで過ぎ去っていった事が何れ程多くあるだろう。
自分では一番良い方法だと思って行動した事が実はそうでなかったりします。
あの時もう少し小さな事に気づいていたらもう少し何とかなったのに、後になってそう思っ
てみたところで後のまつりなのですが、知識が無かった、知らなかったと言う事は恐ろしい
ものでその時はベストのつもりで行った事が知識を得た今ではそうではなかったと言う事に
気づかされます。
自分自身の中で一生懸命思い遣りを持って行ったつもりでも、その通りに相手に届いていな
い事が後の学習で解った事があります。
私が大腸癌を患って生死の境を感じた時、私にはアルツハイマー認知症の母がいて長い間の
介護が私の人生に負荷されていました。
何と言う苛酷なダブルパンチでしょうか、私は神様、仏様に叫ぶ様にお願いしたのを思い出
してしまいます。
『このアルツハイマーの認知症を背負っている母をおいて私が先に死ぬわけにはいかない!』
と心の限り叫ぶ様に祈っていました。
順風満帆で歩んで来た人生がある時大しけに見舞われてなす術もならない状態に見舞われて
しまうのですから、無事が当たり前と思っていた心の弛みを反省する機会になりました。
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