優しい気持で [介護]









  認知症の人の気持を理解してあげる事が上手に出来れば良いのですが、なかなか難しく思う

  時があります。

  母がアルツハイマー認知症と診断されたあの時、まさかそんな事ってと現実の厳しさに狼狽

  え気味の自分に出会いました。

  これからどの様に介護して行けば良いのか、どんな事が待ち受けているのだろうか、さまざ

  まな不安が頭をよぎり、夜も眠れない状態に陥って行きました。

  今迄出来ていた意思疎通がままならなくなって行くのを感じながら完全を求める事の難しさ

  に直面しながらその時々の失敗を後の糧にして行けば良いと自分に言い聞かせて介護してい

  ました。自分を滅しなければ成し得ない時間と闘いながら日々の現実と向き合いながら葛藤

  していたのです。

  機嫌の悪い時などは暴力的になって手がつけられない事も屢々ですし暴れてストーブを倒し

  てしまう事など、その時火がついていたらと思うと身震いする思いです。

  どの様に接したら上手く意思疎通出来るのか、随分悩みながら悶々としてしまうのです。

  私に何が足りないのだろうか、知らず知らずにストレスが溜まり苛ついているのだろうか、

  等と思って反省する事も屢々でした。

  時を経るにつれて昼と夜が逆になりはじめて今迄以上に負荷がのしかかって来たのです。

  私に与えられた人生の試練をしっかり受け止めて行かなければ成らないのだと強く思う私で

  した。





  







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