検査入院することで [病気]









  入院当日力ない足取りで家を後にして何気なく天を仰いだ。

  何と言うか惨めな気持に支配されて血の気を失っている自分を感じて情けなさで一杯だった。

  入院手続きを済ませ待ち合い椅子に腰をかけていると担当の看護士さんが迎えに来てくれて

  優しいにこやかな表情で私を病室へ案内してくれてから、私の気持を和らげるように何気な

  い会話でサポートしてくれたのです。

  これからの検査スケジュールを説明されて、患者認識リングをリストに付けられて、ナース

  コールの使い方を教えてくれました。

  はじめの検査は胸と腹部のレントゲン撮影、血液検査でした。

  翌日は心肺機能の検査を受けてベッドに戻ると担当の医師が来て明日、明後日は検査が無いの

  で外泊をして良いですよ、外泊許可書を書いておきますからナースセンターに後で取りに行く

  様にと話されて出て行かれました。

  この数日の間に覚悟が出来たせいか気持も落ち着いてしっかりと時間の流れを感じられる様

  になっていて、入院してからのいろいろな雑感を自分に語りかける様に日記に書いていきま

  した。その日の午後病院を後にしながら病の正体を見つけ、やっつけてやるぞと誓うのです。















タグ:仏教 無常 無我
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