あの時の心境 [病気]









  今振り返って見ると、これ迄に出合った事の無い反逆が私に押し寄せて来ていると云う事実

  に震えおののいていた様な気がします。

  あの次から次へと襲って来る激痛の波状攻撃に只耐えるしかない現実に打ちのめされていた

  のですから、私の中で渦巻く不安は増々大きくなるばかりでした。

  私は最悪の結果を想像してこれから何をしてゆけば良いのか自分に問いかけました。

  そうです、自分との闘いをどう進めて行ったら良いのだろうか自問自答の毎日を送っていた

  のです。こんな状態の中で、もう一人の自分はとても落ち着いていて今自分の目の前に起き

  ている事実は全て自分にとって重要で大事な出来事なんだ、しっかりと受け止めよう泰然と

  していなさいと、狼狽えていても何の解決にならないのだからと言っている様でした。

  入院の準備をしながら、現実と向き合いながら、もしかしてもう帰って来れないかもしれな

  いという危惧を感じながらその事をも視野に入れて夜の明けるまで身辺整理をしていました。

  

  













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