大事な人との別れ [生と死]
私は今ベートーヴェンのヴァイオリンコンチェルトニ長調を聴いています。
大事な大事な私の友人の好きな曲でした。
一緒にコンサートに行ってこの曲を聴き、その後お茶を飲みながらいろいろと感じた事を話し
合いながら余韻に浸り何とも言えない幸福感を感じたものでした。
私にとってとても大切なそして大事な友人だったので尚更なのでしょうが、突然病に倒れあっ
と言う間にこ世を去ってしまいました。
人の命の儚さをあらためて突きつけられて哀しい思いが溢れて来てどうしようもなく落ち込ん
でしまっています。
しみじみとした思いにさせられて胸に迫ってくる悲しみに耐えている私の脳裡に豊かな友人の
笑顔が重なってしまいます。
『始めがあれば終わりあり』この世に生を受けて人生を全うして晩年をむかえ死に至る、この
当たり前の循環が自然のリズムなのですね。
私の心の中に何時までも留めて・・・・、思い返す事が私より先に亡くなってしまった大事な
人達へのささやかな供養になるのかも知れないと思っています。
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